「給付金事務パンク、神戸市泣く」をちょっと算数で考える

2009/04/10

phm11_0589給付金事務パンク、神戸市泣く 申請もう37万件超」という朝日新聞の記事があった。

記事を読んでちょっと考えてみた。

まずは、以下を読む前に記事を一度読んでみてもらいたいです。

記事の内容をおさらい。。

  • 約71万世帯に3月19日から申請書を発送
  • 23日に受け付けを始め、同30日から口座振り込みの支給を開始
  • 1日1万通と見込んでいた申請が、3月23〜28日の最初の1週間(日曜を除く6日間)で約30万通届く
  • 3月中に約37万6千通に達した
  • 約200人が、申請書を封筒から出し、添付書類の確認や受け付け番号の割り振りをしている
  • 専用電話にはピーク時に1日6千件、いまも1日2千件の問い合わせがある

算数をしてみる

記事から神戸市は、約71万の書類を1日1万通、毎日約200人で処理しようとしていたことがわかります。

単純に、毎日一人当たり一日50通(1日1万通÷200人)の処理をしてすべて処理が終わるのが約71日(71万通÷1日1万通)。

週5日稼働だとすると、すべて処理が終わるのが約14週(71日÷週5日)。

月を4週とすると結果としてすべて終わるのに約3.5ヶ月(14週÷月4週)。

仮に終盤の71万件目近くに申請書が届いた人は、事務処理が終わるのが7月中旬。給付は8月初旬ということになりますね。

「カイゼン」は必要か?

一日あたりの一人の処理量は、50通。8時間労働で考えると、時間あたり6〜7通。つまり、一通あたり10分程度ということになります。これが早いか遅いかは、人それぞれによると思いますが、私の感覚からすると少し余裕があるのではないかと感じます。

実際の作業方法がどのようになっているかはわかりかねますが、トヨタ方式で考えればおそらく「カイゼン」でしょうね。

結果として「予想ができた見込み違い」

記事には「予想に反して反応が良かった」と記載がありますが、ホントに予想に反してなのでしょうか?

予算が可決されるまでにあれだけ話題になった給付金です。知らない人の方が圧倒的に少ない訳で、市民からすれば、もらえるものはさっさともらってしまえ、というのは容易に推察できるような気がします。

もらえるときは早く、払うときは遅く、というのが一般的な市民の感覚だと思いますが、納税時の出足で予測をたてていたとすればそれは、完全な誤りだと思いますが。。。。



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