[雑感] 大丈夫か?スカイマーク
Posted by ほぼ是日 at 2010/03/09
「 副操縦士が自ら乗務する便の運航中に、操縦室内でデジタルカメラを使って写真を撮影していたことが分かり、航空法違反(操縦者の見張り義務)で諭旨退職処分にしたと発表」
という報道がなされています。
なぜ、諭旨退職なのかいまいち理解できないでいます。
報道によれば、「30代の男性副操縦士が昨年4月から今年2月にかけ、飛行中の5便の操縦室内で客室乗務員などと記念撮影をしていた」ということらしい。
航空法なんて見たこともなかったのですが、今回の件で、該当する部分をみてみました。
航空法(昭和二十七年七月十五日法律第二百三十一号) 「航空法」
(操縦者の見張り義務)
第七十一条の二 航空機の操縦を行なつている者(航空機の操縦の練習をし又は計器飛行等の練習をするためその操縦を行なつている場合で、その練習を監督する者が同乗しているときは、その者)は、航空機の航行中は、第九十六条第一項の規定による国土交通大臣の指示に従つている航行であるとないとにかかわらず、当該航空機外の物件を視認できない気象状態の下にある場合を除き、他の航空機その他の物件と衝突しないように見張りをしなければならない。
これを見る限りは、デジカメで写真を取る暇なんてないんじゃないでしょうかね。見張りをしてなくちゃいけないんですからね。
自動運行中だとはいえ、目視は非常に大事で、車でもオートクルーズ中に手放しで写真と
るなんてできないでしょう。うぅ〜、恐ろしい。。。
で、処分は、この条項の違反で、諭旨退職処分だというのですが、なぜ諭旨退職なんでしょうね?温情もいいところなのはないかと、自分は納得できないでいます。
確かに、懲戒解雇と諭旨退職では一般に「職歴に傷が付くかつかないか」「退職金がでるかでないか」などという点が異なるとは思いますが、人の命を預かる仕事をしている会社、人間が「法に違反しちゃったんで、辞めま〜す!これ、辞表です。退職金いくらかな?」って感覚ではないとはいえ、諭旨退職で済んでしまうことが非常に疑問です。
仮に今回の件で、航空法に違反で立件された場合、証拠として写真が残っているのですから逃げられないのは明白ではないかと思いますが、懲戒にはならない感覚が私にはわかりませんわ。
あと、スカイマークの件でもう一つありました。
スカイマークの機長が、体調不良で声が十分に出ない客室乗務員(CA)を交代させようとしたところ、西久保慎一社長と井手隆司会長が認めず、逆に機長を交代させて運航を強行していたことがわかった。
航空法は機長に乗員への指揮権を与えており、個々の運航では機長の判断が最優先される。同社の運航規定でも、安全に対する最終決定権は機長にあると定められている。また、CAは保安要員で、非常時に大声で乗客を避難誘導する役割がある。
機長が指揮権を行使しようとしたが、社長がそれを認めず、機長と社長らが口論に。機長は、この際に社長らが「手をあげた」ということで、被害届を提出し、同社は機長との雇用契約を即日解除。
どうなっちゃってるんでしょうね?スカイマーク。今回のこの2つの件を見る限り、スカイマークという会社は、コンプライアンス(法令遵守)という感覚を全く持ち合わせていないように見えます。
安かろう悪かろうでは困ります。
ということで、私はスカイマークには絶対に乗りません。







